不死身の村雨健二(08.6.4)






 心が死ぬほどに器も死ねればいっそ楽なのだろう。
 死なないのではなく、死ねない、というのはそういう事だ。
 お前の魂に殉じて、俺の愛はお前の骸の上に伏し続ける。

 いつか再び、どこかで相見えんことを願おう。遠い時の果てで。